ここ数年、お盆は暑すぎるので気温が落ち着いた10月前半ごろに帰省してるのですが、今年は仕事の関係で9月13〜19日の約一週間の日程で帰省しました。メインは生まれ故郷のツーリングスポット巡り。今回はバイクで帰省しなかったので現地でレンタルし、三瓶山から仁摩町を巡る、山も海も楽しめるよくばりさんなルートを楽しんできました。
目次
バイク屋さんまでの道
東京 → 出雲市駅前
9月12日、東京駅近くの駐車場から夜行バスで出雲市に直行。
この日がちょうどTGS(東京ゲームショウ)のビジネスデーだったんですよね。午前中は都内で打ち合わせ、午後から幕張メッセのTGSに向かい、その後東京駅方面から出発するという中々の強行軍でしたw
TGSきた(・∀・) pic.twitter.com/wvcYSgrz7e
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月12日
カプコンは相変わらずデカいw ATLASとコエテクも中々。 pic.twitter.com/2dknHdJg2m
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月12日
東京発20:30〜出雲市駅前8:50到着。長かったw
オリオンバスは各席に電源付き、路線によってはヒサシのような物も付いていますが、4列シートはやはり辛いwお値段は8,500円と3連休前にしてはお安いほうでしょうか。まぁ…日程が早めに決められるなら飛行機をオススメします。出雲縁結び空港がすぐ近くにありますので(米子空港は思ったより距離あります)。
夜行バスの良い点は朝一で動き出せる点ですね。強制的に起こされるので遅刻する心配もないw
電鉄出雲市駅 → 雲州平田駅 → バイク屋さん
JR出雲市駅の駅舎、まじまじと見たことなかったんですが、出雲大社というかお社みたいな佇まいなんですね。ここからバイク屋さんのある雲州平田までローカル線の一畑電鉄で向かいます。余談ですが一畑電鉄、通常「ばたでん」は映画にもなってまして、その道の方に人気があったりします。
出雲市到着(・∀・)
バイク屋さんのある雲州平田まで、バタ電で行きますよー。バタ電何年ぶりだろう。そしてアクションカムを固定するパーツ忘れて途方にくれてる(;´∀`) どうにかならんかなぁ。最悪コンビニでビニテ買って貼り付けるか。 pic.twitter.com/fXfFnbholj
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
今回お世話になってのは「ベストオート」さん。実は今年のGWにバイクで帰った際にちょっとお世話になったご縁でまたもご厄介になりました。店員さんも気の良さそうなお兄さんで安心ですw ちなみにWeb上でレンタル可能になってない車種はメールなどで問い合わせると追加してもらえる場合があるので、諦めずに聞いてみてください。
相棒はCB400SF
今回お借りしたのはホンダのCB400SF。通称スーフォア。VTEC1とのことなのでNC39あたりでしょうか。久しぶりに4気筒のキュインキュインうなるバイクに乗りたくなってこちらに。
実は初めて購入したバイクが、初代CB400SFがだったんですが、VTECがまだ乗る前だったこともあって全然違いましたね。
7000回転を超えると人格(バイク格?)が変わるw ギアを落として9000回転あたりまで回すと吹き飛ばされるかと思ったw 漂う死の香りw しかし乗りやすい。車重が200kg程度あるので引き回しは若干の辛さはあるけど乗ってしまえば軽快。坂もグイグイ登る。これからキャブ車を買うのは無いかなと思っていた矢先でしたが、全然ありだなw 気になったのはギアを2速に上げるときによく引っかかったのと(年式のせい?)、足付きが良すぎて膝の体制が少し窮屈だったことくらいかな、少しシート高上げたいかも。
いざツーリングへ
出雲市内→三瓶山
さて、出雲市内から30分も走ると一気に自然が広がってきます。平日の午前中でしたが市内は意外と混んでいましたが、それも数分程度。少し走ればあっという間に大自然に突入します。
途中の志津見ダムで小休止。
おバイク堪能しております。
三瓶山へ向かう途中のダムで水分補給w 暑いw いやー、良い道だ。20年以上前のバイクだけどさすが名車だなあ。めっちゃ楽しいw エンジン回すとけしからんことになるw#志津見ダム #CB400SF pic.twitter.com/mIXRirNakk
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
快走路!気持ち良い(´∀`)
ワープしてるみたいなトンネルも楽しいw 採光用の穴が面白いですねー。
木漏れ日の中をひた走るのです。
そして到着(・∀・)
山の駅さんべ前が撮影スポットですねw みなさん大体止まって写メってますw
今回のツーリングで初YAEH!(ヤエー)もいただきました!平日なのでライダーが全然いないのですw
三瓶山ー。
うむ、自分のバイクで来たいなw pic.twitter.com/s5PVJiEW9P— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
小学生のころ、林間学校か何かで頂上まで登った記憶がありますが、こうやって再び来る日が来るとは思わなんだ。
お昼は三瓶バーガー!
道の駅さんべから少し進んだところにあるご当地バーガーである三瓶バーガーでお昼。出雲市を10:30ごろに出発しちょうど12:00ちょっとすぎたころに到着。
#三瓶バーガー で昼ごはん(^q^)
前から来たかったんだよね。 pic.twitter.com/VBmylaciPW— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
木が主張した良い雰囲気のお店。入り口にあったワンコの生け垣?も面白いw
セルフサービスなのでレジで注文してから席を確保、出来たらフードコードでよくあるポケベル的なあれで呼ばれます。今回は豪華にスペシャルバーガーで決めました。そうそう滅多に来れないしねw パティも野菜もパンズも全体的に美味しかったです(^q^) ハンバーグのランチもあるようなので次回はお肉を中心に味わうのも良さそう。
ちなみに三瓶バーガーの目の前には、三瓶山周辺の自然の展示やプラネタリウムがあるサヒメルもあるので、時間のある方はこちらもどーぞ。こっちも小学校のころ行った気がするけどもう記憶にない(;´∀`)
三瓶山 → 仁摩町
その後三瓶山周辺をもう一周回りましてw 満足した所で今度は仁摩町を目指します。
途中、日本海まで見渡せるという「国引きの丘」に立ち寄るも、あいにく曇っててよくわからずw 晴れてたら気持ちよさそう。神話ではこの三瓶山と鳥取の大山に巨大な「綱」を引っ掛けて島根半島を引き寄せたこと伝説から「国引き」という言葉が生まれました。山陰ではイベントや建物に「くにびき」という名称をよく見かけるのはこれが語源ですね。
その後、ナビのルート設定をミスって立ち寄った三瓶ダム。中々の高低差があってタマヒュンしましたw すぐ近くなのでダム好きな方はどーぞ。
気持ち良い山道をひたすら走ります。ちょうど良いカーブが多くて攻める人多かったんだろうなぁ。デコボコの設置もそれなりにありましたw
その後しばらくして人里に降りてきましたw ちょっとだけ安心する瞬間w
そしてしばらく走ると唐突に現れる日本海!思わず涙が出そうになりましたw
国道を右折し細い道を不安にかられながら進むと、エメラルドグリーン気味の美しい海が唐突に現れます。
思わず道の端にバイクを止めて撮影タイムw 地元の方にはなんてこと無い風景かもしれないけど絵になるw お話が一本かけそうな勢いだw
そのまま進むと通って良いのか不安になる道を経て第2目的地の琴ヶ浜へ。ナビ通りに行ってるんですけどねw
Google先生がアグレッシブな道を勧めてくるのは有名ですが、今回利用してるのはNAVITIMEのツーリングサポーター。ちょっと前から使ってるんですが、こいつも時折びっくりするルートを勧めてくるので油断ならないですw まぁこのあとすぐ知ることになるんですが、国道から琴ヶ浜へ行くルートはどこを通ってもこういう細い道しか無いようで、ナビが頭おかしいわけではありませでしたw (今回は)
琴ヶ浜
このあたりでは「鳴き砂」で有名な琴ヶ浜に到着。
想像していた以上に美しい…。正直なところ全然期待してなかったのですがこれは良いところだ…。
実際に砂が鳴いてる様子はこちら。こするように足を動かすと鳴るっぽい。
#琴々浜 で鳴き砂初体型(・∀・) pic.twitter.com/7DeuPfg3Mj
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
たまたま地元に詳しい方と遭遇しまして、このあたりのことを色々聞かせていただきました。
- 大昔は近くにある石見銀山からこのあたりを通って運び出していた
- 少し前までは海水浴場としてこのあたりでは非常に有名で訪れる人も多かった
- 地元があまり観光地化を望んでないようで、クルマやバスが入ってこれないし駐車場も数台分のスペースしかない。整備する予定もない。
- 特に地主さんの意向が大きいとのこと(囲碁の伝説的な大家の家系)
- 鳴り砂の所有権などで行政と争ったりも
- JR(国鉄)も近いので韓国あたりからの密航者も多かったらしい
- 近くにある「仁摩サンドミュージアム」は1億円がばらまかれた「ふるさと創生」プロジェクトで建てられた物。皇族の方はほとんどいらっしゃってる
思いがけず情報量が多いw 琴ヶ浜は地元でイベントがあるときはよく利用されてるそうで、GWには地区の体育祭も行われているんだとか。話好きなおじさんで、この他にも色々お聞きしましたw
予定にはなかったんですが、せっかくなので「仁摩サンドミュージアム」にも向かうことに。
仁摩サンドミュージアム
琴ヶ浜から国道に出て5分くらいのところにある仁摩サンドミュージアムへ。駐車場が少し離れたところにあって迷いましたが無事到着。
#仁摩サンドミュージアム で一年砂時計を見学。容器の清三を担当したドイツメーカーのセリフ声出して笑いそうになったw
「日本人は何を考えているのだ。こんなもん作って何になる。気は確かか」 pic.twitter.com/qTnzR3FwfI
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
メインは1年砂時計ですね。
(地方活性化の趣旨的にも)本当は琴ヶ浜の砂を使いたかったそうなのですが、重量的な問題で「山形県西置賜郡飯豊町遅谷」の鳴り砂を使っているそうです。
ツイートにも書きましたが、ガラス製の容器を製造したドイツメーカーのセリフが一番受けましたw確かにw
「日本人は何を考えているのだ。こんなもん作って何になる。気は確かか」
お近くに来られた際はこちらも合わせてどーぞ。狂気の一品をご覧いただけますw 時間の関係で私はやりませんでした、砂絵を無料で作成できるコーナーもありますよ。
満足したw これにて出雲方面に戻ります。
仁摩 → キララ多伎
時折現れる日本海を見ながらひたすら国道9号線を進みます。気持ち良いw
道の駅「キララ多伎」へ。
ビーチに降りれるのですが、ここも良いところだ。ちょうどイルカも来ていたみたい。他のお客さんがキャッキャ騒ぐ声が聞こえてきたのですが、残念がら自分が目をやったときには立ち去ったあとで間に合わずw
このあたりはイチジクが特産品。イチジクソフトいただきました(^q^) 燃料補給は大事w
出雲に戻ってきたよ。道の駅 #キララ多岐 でいちぢくソフト。ライダーの燃料はソフトクリーム。 pic.twitter.com/2cdcZLu8k3
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
あとヤギさんが草刈りのお仕事中でした。カメラに目線もらいました。賢いw
お仕事?お疲れ様です!#キララ多岐 pic.twitter.com/8hyuFpcqXe
— 勝部麻季人 🍙 (@katsube) 2019年9月13日
キララビーチライン
キララ多岐をあとにし、本日最後のツーリングルート「キララビーチライン」へ。時間的にちょうど夕日を背にしながらのこの道は本当に最高でした。もうほんと言葉が出ないw
到着
出雲市内の田園風景を眺めながらバイク屋さんへ。夕日と田んぼの組み合わせもキレイだなぁ…。
お隣にあるガソスタで給油して…。
到着。ああー、終わってしまった…。
山も海も両方楽しめて、天気も良かったし最高のツーリングでした。
次回は大山かな。
今回のツーリングルート
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