MacBookAir2020買いましたヽ(=´▽`=)ノ
そしてMacBookAir 2020年版も到着!
— 勝部麻季人 💦👏 (@katsube) 2020年4月20日
商売道具は3年毎に変えないとね(・∀・)
裏側のAppleロゴが光らないのはやっぱり寂しいけど、今のところ満足度は高い。今週は設定祭りだなー。 pic.twitter.com/72e9Tm5TN5
1年以上前から買い換えようと何度も店頭に足を運んだのですが、バタフライキーボードが全然しっくり来ない、価格的にもそれならPro買うわといった感じでコスパも今ひとつ。そんなときに突然発表された2020年版がそれらの悩みをすべて解消した神モデルということで迷わず購入。新型コロナが蔓延する情勢不安な中でしたが商売道具をケチってはいけませんw 一体どうしたんだAppleらしくないぞw 顧客の要望を足蹴にし阿鼻叫喚に叩き落とす経営方針はどこにいったんだw 閑話休題。10日程度使った感想としては買ってよかった!これであと3年くらい戦える(๑•̀ㅂ•́)و✧
さて、使い始めるにあたりTimemachineのデータをそっくりそのままコピーしても良かったのですが、何年も使ってると不要なファイルや設定がたまりまくっているため、クリーンインストールしたと思って最初から設定を行うことにしました。今回はHomeBrewを中心にGUIアプリやTerminal環境を整備していきます。
https://brew.sh/index_jabrew.sh
HomeBrew
macOSでアプリを入れる場合、AppStoreに無いものはコマンド一発でインストールできるHomeBrewが開発者の間では鉄板ですね。Terminalで利用するコマンド以外にもWebブラウザやテキストエディアなどGUIアプリもインストールできます。Terminal用のコマンドを入れる場合はbrew install (コマンド名)
ですが、GUIアプリはbrew cask install (アプリ名)
と「cask」を付けることでインストールできます。
というわけでHomeBrewそのものを最初にインストールします。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
Xcodeの「command line tools」が入っていない場合は、インストールするか聞かれますのでYesを選択してください。自動的にダウンロード&インストールしてくれます。
一般的なアプリ
Webブラウザ
GoogleChromeとFireFoxを入れます。Chromeが完全にパスワードマネージャーになってしまってて逃げられないんですよねw FireFoxは検証用。
$ brew cask install google-chrome $ brew cask install firefox
日本語入力
Google日本語入力を入れます。macOSに最初から入っているIMEはことえり時代から一度も普段使いで利用したことないです。そうそう、ATOKもbrewで入るのでライセンスがあればどうぞ。
$ brew cask install google-japanese-ime
クラウドストレージ
GoogleドライブとDropboxを入れます。Googleドライブは「バックアップと同期」という謎の名前に変更されたため、brewで取得する際の名称も変更されています。
$ brew cask install google-backup-and-sync $ brew cask install dropbox
iCloudは最初から入っているので何もせずとも利用できます。私の場合、各種データはGoogleドライブ、設定ファイルの類をiCloudに置いてます。Dropboxはプライベートな写真とかですかね。
ゲーム
慣習でSteam入れますが、ほとんどがWindows用なのでmacだと遊べないんですよね。しかもCatalina(10.15.*)は32bitアプリが完全に動かせなくなったのでさらに本数が減りますw 2020年になって改めてMacの疎外感を感じることになろうとはw
$ brew cask install steam
マルチメディア
動画
おなじみVLC Player。再生するだけならQuickTimePlayerで十分ですが、再生リストが必要な場合はVLCを使ってます。
$ brew cask install vlc
画像の減色
ファイルをドラッグするだけで画像の減色を行い、ファイル容量を劇的にダイエットしてくれます。一度使うと手放せない。
$ brew cask install imageoptim
CLIツール
画像やPDFなどを編集するImageMagickと、動画編集用のFFMpegを入れます。例えば画像形式や動画のエンコード形式を単純に変換するときはGUIよりもこちらの方が便利。
$ brew install imagemagick $ brew install ffmpeg
ユーティリティ
アーカイバ
Kekaは7z,zip,tar,gzip,,bzip2,,xz,lzip,dmg,isoなどに対応した圧縮/解凍ソフト。ファイル分割も。アイコンがキモいのが気になりますがw macのリソース情報が格納されている「.DS_Store」を含めない設定が重宝しますね。普段はZipが中心なのでOS標準の機能で十分なのですが、もう少し凝ったことをしたくなった場合に。
$ brew cask install keka
VPN
カフェなど出先で公衆無線LANを使う際、通信経路を暗号化する目的でOpenVPNを使っています。mac用のクライアントソフトとしてTunnelblickを入れます。公式サイトは90年代テイストのデザインで不安になるのですが物は大丈夫ですw
$ brew cask install tunnelblick
OpenVPNサーバは自家製。詳しくは過去記事を。 blog.katsubemakito.net
ブルーライトカット
f.luxはディスプレイの青色をソフトウェアで弱めてくれます。最初は違和感の嵐ですがすぐ慣れます。プレゼンするときに切るのをお忘れなく(よくやるw)
$ brew cask install flux
HDDのスピードチェック
AmorphousDiskMarkはHDDなどの読み込みや書き込み速度を計測してくれます。
$ brew cask install amorphousdiskmark
SDカード本物チェック
f3コマンドシリーズを入れます。
$ brew install f3
詳しくは過去の記事をどうぞ。 blog.katsubemakito.net
仮想オーディオ
SoundflowerはmacOS内で再生されている音声を録音したり、配信するのに利用。通常、後述するLadioCastと組み合わせて使います。
$ brew cask install soundflower
以下のようなエラーが出たら、「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」から「このまま許可」を選びもう一度コマンドを打ちます。
installer: The install failed. (エラーによってインストールできませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。 パッケージ“Soundflower.pkg”からスクリプトを実行中にエラーが起きました。)
開発全般
Terminal用コマンド
※ htop,colordiffを追加
よく利用するコマンドを入れていきます。
$ brew install htop colordiff nkf wget tree telnet truncate sl
- htop
- topの機能強化版。全体的に見やすくなり、カラー化、プロセスのツリー表示、プロセス一覧のスクロールなどが可能。
- colordiff
- diffを色付きで表示してくれます。
alias diff='colordiff'
などと設定しておくのがおすすめ。 - nkf
- 文字コードや改行コードの変換
- wget
- インターネット上から指定ファイルを取得する
- tree
- ファイルやディレクトリの一覧をツリー状に表示
- telnet
- おなじみtelnetで通信する。主にデバッグ用。
- truncate
- ファイルサイズをカットする。
- sl
- 息抜き用。精神統一に最適。
バージョン管理システム
GitとSubversionを入れます。svnの利用頻度は年々減ってますがもうしばらく使いそう。
$ brew install git git-secrets $ brew install svn
git-secretsは特定のパターンの文字列をリポジトリへ登録することを防ぐためのものです。AWSのIAM(アカウント情報)を拒否するのに使ったりします。詳しくはこちらをご覧ください。
あと主にログをわかりやすく見る用にSourcetreeも。Atlassian製のツールにGitHubのアカウント預けるの気持ち悪いなぁ…と毎回思ってるんですが何とかならんもんかw
$ brew cask install sourcetree
JSON/YAML
JSONをCLIからかんたんに操作できるjqと、そのYAML版であるyqを入れます。yqを入れると自動的にjqも入るので、yqだけ入れればOKです。
$ brew install jq $ brew install python-yq
zsh
macOS Catalinaからデフォルトのシェルがbashからzshへ変更になり、プラグインや.zshrcの設定をするだけで済むようになりました。
プラグイン
zsh-syntax-highlighting
コマンド入力中に、正常に入力されているか色分けをしてくれるプラグイン。
$ brew install zsh-syntax-highlighting $ echo 'source /usr/local/share/zsh-syntax-highlighting/zsh-syntax-highlighting.zsh' >> ~/.zshrc
正常にコマンドが入力されたら緑色、存在しないコマンドの場合は赤色で表示されます。またファイルのパスも存在すれば下線が付きます。
zsh-autosuggestions
入力中の文字列で.zsh_historyから過去に実行したコマンドを検索し、補完をしてくれます。
$ brew install zsh-autosuggestions $ echo 'source /usr/local/share/zsh-autosuggestions/zsh-autosuggestions.zsh' >> ~/.zshrc
以下のように入力途中で、過去の履歴から最もマッチするものを候補として表示してくれます。以下の画像のグレーの文字色の部分です。矢印キーの右を押すことで採用されます。部分的に採用したい場合はOptionを押しながら矢印キーの右。
zsh-completions
様々なコマンドの自動補完を行ってくれます。
$ brew install zsh-completions
.zshrcに設定を追加します。
$ cat << EOT >> ~/.zshrc if type brew &>/dev/null; then FPATH=$(brew --prefix)/share/zsh-completions:$FPATH autoload -Uz compinit compinit fi EOT
ここまででzsh-completionsの設定は終わりですが、Terminal起動時にzsh compinit: insecure directories, run compaudit for list.
が毎回表示される場合は、compaudit
コマンドを実行して表示されたディレクトリのパーミションを変更すると解消されたりします。
$ chmod 0755 /usr/local/share/zsh/site-functions $ chmod 0755 /usr/local/share $ chmod 0755 /usr/local/share/zsh
エディタ
開発用のエディタとしてVSCodeを入れます。VSCodeの設定ファイルやプラグインは~/.vscode
にあるので、旧環境からそのままコピーしてくるだけです。普段意識することはあまりないのですがプラグインだけで500Mbyteくらいあってビビりましたw
$ brew cask install visual-studio-code
Markdownの専用エディタとしてMacDownを入れます。VSCodeは重量級のアプリなので気軽にサラッと書いたりプレビューしたりするときに重宝してます。
$ brew cask install macdown
ドキュメント作成
画面遷移図やかんたんな画面設計用にdraw.ioのデスクトップアプリを入れます。こいつはWeb上で使えることで有名ですが何となく落ち着かないのでアプリ派です。本当はVisioが使いたいけどmacOS版のアプリが無いんですよね。Web版はあるのだけど。
$ brew cask install drawio
ER図を作ったり、テーブル設計を行う際に利用しているMySQL Workbenchも。稼働中のMySQLサーバに接続して色々できますがそっちの用途では使いませんw
$ brew cask install mysqlworkbench
ネットワーク
よく利用するデバッグ用のツールが主です。
$ brew cask install postman $ brew cask install proxyman $ brew cask install cyberduck
- Postman
- GUIでRESTfulAPIを叩く開発用ツール。クエリーが混み行ってくるとcurlだと面倒なんですよね。
- Proxyman
- ブラウザやスマホアプリの通信内容を解析するツール。Macだとこの手の用途では有料アプリのCharlesが有名ですが、Proxymanは基本無料で使えます。
- Cyberduck
- FTP/SFTP/FTPS/AWS S3などのファイル転送アプリ。FileZillaとかでも良いのですが昔から使っているので。
コンテナ/VM
DockerとVirtualBoxを入れます。dockerと同時にdocker-composeも入るのでそれ以外に必要なものがあれば追加で入れます。
$ brew cask install docker $ brew cask install docker-machine $ brew cask install virtualbox
Dockerの動作確認
Dockerのアプリを起動後にTerminalから確認していたらマシンが作られていないのを発見。
$ docker-machine ls
NAME ACTIVE DRIVER STATE URL SWARM DOCKER ERRORS
新規に作成し、環境変数を設定します。
$ docker-machine create --driver virtualbox default $ eval "$(docker-machine env default)"
lsでマシンが作成されたか確認します。今度はいました。
$ docker-machine ls NAME ACTIVE DRIVER STATE URL SWARM DOCKER ERRORS default * virtualbox Running tcp://192.168.99.100:2376 v19.03.5
適当なイメージを走らせ動作確認しておきます。ここではnginxを入れているのですがcurlで指定するドメインはmacOSの場合localhostではなくdocker-machineコマンドで表示されたマシンのIPアドレスです。
$ docker run -d -p 80:80 --name webserver nginx $ curl http://192.168.99.100 <!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Welcome to nginx!</title> (以下略)
これ以降使わないようなら停止後に削除をしておきます。
$ docker container stop webserver $ docker container rm webserver
構成管理
サーバのタスクや設定をまとめるのに便利。Macの細かい設定もできるようですが沼にハマりそうなのでまだ手を出してないですw
$ brew install ansible
AWS
$ brew install awscli
最新の2系が入りました。
$ aws --version aws-cli/2.0.10 Python/3.8.2 Darwin/19.4.0 botocore/2.0.0dev14
初期設定を行います。
$ aws configure AWS Access Key ID: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx AWS Secret Access Key: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Default region name: ap-northeast-1 Default output format: json
適当なコマンドを実行して正常に接続できるか確認しておきます。以下はS3のバケット一覧を表示しています。
$ aws s3 ls
旧版の1系をインストールしたい場合は過去記事をご覧ください。 blog.katsubemakito.net
PHP
※ PHP関連を追加
最近はdockerなどで開発をすすめることが多いと思いますが、手元で軽くデバッグや調べ物をしたいときのためにPHPの環境も必要に応じて整えておきます。
PHP7.4にアップデート
デフォルトだと7.3が入っているのですが、HomeBrewで7.4に上げておきます。
$ php -v PHP 7.3.11 (cli) (built: Jun 5 2020 23:50:40) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group Zend Engine v3.3.11, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
HomeBrewのデフォルトが7.4になっていたのでそのまま入れます。ちなみに不安になるレベルでめっちゃ色々なライブラリが入りますw 時間がかかりますのでしばらくコーヒー☕でも飲んで待ちます。
$ brew info php php: stable 7.4.12 (bottled), HEAD $ brew install php
最後にPATHを通してあげれば完了です。
$ vi ~/.zshrc export PATH=/usr/local/opt/php@7.4/bin:$PATH export PATH=/usr/local/opt/php@7.4/sbin:$PATH $ source ~/.zshrc
無事に7.4になりました。
$ php -v PHP 7.4.12 (cli) (built: Oct 29 2020 18:37:21) ( NTS ) Copyright (c) The PHP Group Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies with Zend OPcache v7.4.12, Copyright (c), by Zend Technologies
php.iniは以下にいるのでこちらも必要に応じて修正します。timezoneくらいは直した方が良いかもですね。
$ php -r 'phpinfo();' | grep php.ini Configuration File (php.ini) Path => /usr/local/etc/php/7.4 Loaded Configuration File => /usr/local/etc/php/7.4/php.ini $ vi /usr/local/etc/php/7.4/php.ini date.timezone = Asia/Tokyo
composer
composerもHomeBrewで一発です。
$ brew install composer
今回は1.10.10が入りました。
$ composer --version Composer version 1.10.10 2020-08-03 11:35:19
Node.js
例えばAWSのLambdaはNode.jsのv12だがFirebaseのCloudFunctionsはv10で動かしているといった場合にかんたんに切り替えられるようnodebrewを通してNode.jsを入れます。
詳しくは過去記事をどうぞ。 blog.katsubemakito.net
本体
nodebrewを最初に入れます。
$ brew install nodebrew
.zshrcへnodebrewが必要とする設定を追記します。
$ nodebrew setup $ echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc $ source ~/.zshrc
ひとまず安定版のNode.jsを入れていますが、ここは自分が必要とするバージョンをご自由に。Node.jsと同時にnpmも入ります。
$ nodebrew install-binary stable $ nodebrew use stable
シェルの補完設定
npmをzshで補完してくれる設定を.zshrcへ追記します。
$ npm completion >> ~/.zshrc
Node製コマンド
npm経由で入れているTerminal用のコマンドを一気に入れます。
$ npm install -g nodemon serve forever nedb-repl npm-check-updates audiosprite $ npm install -g uglify-js clean-css-cli $ npm install -g firebase-tools $ npm install -g serverless $ npm install -g create-react-app $ npm install -g gpwd showip-cli
- nodemon
- nodeで実行中のファイルが更新されると、自動的に再読み込みしてくれる開発用ツール。
- serve
- 指定したディレクトリをドキュメントルートにHTTPサーバを起動する開発用ツール。
- forever
- サーバプロセスが死んだら自動的に再起動してくれる。
- nedb-repl
- nedbのデータファイルをCLIから操作できるクライアントソフト
- npm-check-updates
- プロジェクト内やグローバルにnpmでインストールしたモジュールが更新されているか調べてくれる
- audiosprite
- 1ファイルに複数の音源を詰め込むオーディオスプライト用ツール
- uglify-js, clean-css-cli
- JavaScript、CSSをminifyするCLIツール
- firebase-tools
- Firebase用CLIツール
- serverless
- AWSなどでサーバレス環境での開発をかんたんにしてくれCLIツール
- create-react-app
- Reactのプロジェクト生成コマンド
- gpwd
- パスワード(ランダムな文字列)を生成するCLIツール。自家製。
- showip-cli
- 自分のグローバルIPアドレスを表示するCLIツール。自家製(解説ページ)
スマホアプリ開発
今回はSSDの容量に余裕があるため、XCodeは今回AppStoreから入れます。ここではそれ以外に必要なものを入れてあげます。
Android SDK
$ brew cask install android-sdk android-platform-tools $ brew cask install homebrew/cask-versions/adoptopenjdk8 $ echo 'export ANDROID_SDK_ROOT="/usr/local/share/android-sdk"' >> ~/.zshrc
インストールが完了し、adbを実行した際に以下のエラーが出た場合は「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」から「このまま許可」を選ぶと実行できるようになります。
“adb”は、開発元を検証できないため開けません。
Unity
最近のUnityはUnityHubをインストールし、お好みのバージョンのUnity本体を入れる2段構えになっています。プロジェクトによって必要なバージョンが変わりますからね。致し方ない。
$ brew cask install unity-hub
このあとUnityアカウントでログインし、必要なバージョンをインストールします。
Brewで一括アップデートする
アップデート自体はそれほど難しくないのですが、時々依存関係にあった物が動かなくなる場合があるので、実行前にはTimemachineなどでバックアップを取るのをお忘れなく。
Terminal用コマンド
updateはbrewそのものを、upgradeはbrewでインストールされたコマンドをそれぞれアップデートしてくれます。
$ brew update && brew upgrade
Cask
アップデートの対象アプリ一覧を表示する。
$ brew cask outdated
アップデートは以下のコマンド一発です。
$ brew cask upgrade
Caskの注意点
一度削除して再インストールされる
アップデート後、最初に起動する際に「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」から「このまま許可」をもう一度クリックする必要があったり、LaunchPadのアイコンの場所も変更になるためちょっとした作業が発生します。
対象外のアプリがある
brew cask info
でパッケージの情報を表示したときに「auto_updates」が付いている物は、brewのアップデート対象になりません。
$ brew cask info firefox firefox: 75.0 (auto_updates)
例えばChromeやFireFoxなどはアプリ自身がアップデートする機能を備えていることからbrewでのアップデート対象から外されます。brewの更新が入るまでに若干のタイムラグがあるためアプリの自動アップデートを利用した方が常に最新の状態に保つことができるのと、brewと更新がぶつからないようにといった配慮のようです。アップデートしたい場合は各アプリを起動して自分でチェックすることになります。
ちなみにアップデート対象外のアプリも含めてアップデートがあるかどうか確認したい場合は以下のコマンドを打ちます。
$ brew cask outdated --greedy
手動で入れた物
MS Office
Microsoft 365 Businessを契約しているのですが、ライセンス関係で面倒なことになる予感がしたので「Microsoft 365」のダッシュボード画面からダウンロードしました。 login.microsoftonline.com
Office自体はbrewにも存在しているようです。
$ brew search microsoft-office
==> Casks
microsoft-office microsoft-office-2011 microsoft-office-2016
Parallels Desktop
mac上でWindows10を使うために入れてます。Bootcampでも良いのですが、立ち上げ直すのが面倒なのでParallels派。物理マシンで言うBIOSの仮想化機能を調整するためだけにPro版を契約してます。ライセンス料が毎年かかるのが辛いところ。 www.parallels.com
あとおまけで付いてくる十得ナイフ的な「ToolBox」が非常に便利。実はParallels本体よりもこっちの利用頻度の方が高いかもしれないw www.parallels.com
Audacity
音声ファイルの編集ソフトですが、brewにいないので公式サイトからダウンロードします。
$ brew search Audacity No formula or cask found for "Audacity".
本体のインストールが完了したら、AAC(M4A)やMP3の読み込み/書き出しに対応するために、以下のページの「ffmpeg_64bit_osx.pkg」をダウンロードしFFMpegをインストールします。このFFMpegはAudacity用にカスタムされた物らしく先にHomeBrewでインストールした物とは干渉しないそうです。検索するとLAMEも入れろというページが出てきますがすでにFFMpegをbrewでインストールしている場合は入っています。 lame.buanzo.org
最後にAudacityのメニューから環境設定を開き、「ライブラリ」の箇所で見つからない的なメッセージが表示されていなければ成功です。
CamTwist
仮想カメラのCamTwistを入れます。これもbrewにいません。これを書いている最中はテレワークが世界中で話題になっており、ビデオ会議でいかにネタ映像を流すかの勝負になっているためですw デスクトップの画像をそのまま出力するのはもちろん様々なエフェクトや合成(クロマキー)が可能です。 camtwiststudio.com
ScanSnap Home
家にある紙という紙ををひたすらスキャンするためScanSnapを使っています。ドライバ兼管理ソフトがいつの間にかHomeという新しいソフトに切り替わっていたので入れてみました。 scansnap.fujitsu.com
一度起動するとkillしない限り終了できない呪いにかかりますが、スキャン時に押すボタンの数が減ったり、OCRの精度が上がっているのかレシートの自動判定をしてくれたりと使い勝手はよくなってますね。
PS4 リモートプレイ
これ入れるまで気が付かなったんですが、CatalinaからコントローラーのBluetooth接続に対応したんですね!ひゃっほーヽ(=´▽`=)ノ remoteplay.dl.playstation.net
お、PS4のリモプ出来た。ちょいちょい解像度の粗さが気になるけど、ギリギリ耐えれるクオリティ。外出先で遊ぶなら十分ではないかな。 pic.twitter.com/OMsE0rWdWN
— 勝部麻季人 💦👏 (@katsube) 2020年5月4日
AppStore
iPhoneのように過去に買ったものをボタン一発で入れることができるのは楽チンで良いですね。
入れた物
普段使い用
動画編集関係。FCPXはAdobe Premiereよりも圧倒的に動作が軽いという理由のみで使ってますw 本格的に仕事にするような場合はPremiere一択なんでしょうが。ちなみに学生や教育関係者はこのセットが2.2万円で買えるのでぜひ。
- FinalCutProX
- macOSに最適化された動画編集アプリ。
- Motion
- エフェクトやトランジションなどモーショングラフィックス制作ツール
- Compressor
- FinalCutProX用のエンコーディングツール
- LogicProX
- 音楽制作アプリ
- MainStage3
- LogicProXと連携するライブ演奏用アプリ
画像編集
開発系
- XCode
- ipa生成ツール←
- AppleConfigure2
- MindnodePro1
- マインドマップ作成アプリ。脳内を整理するのに便利。最近使ってないなw
ユーティリティ
- Magnet
- ウィンドウを画面いっぱい、横半分などちょうど良いサイズに自動的に調整してくれる
- MONIT
- 通知センターにCPU/メモリ/ディスク使用量/ネットワーク使用量などを表示する
- Lyrical
- 通知センターにiTunesで再生中の曲の情報、歌詞を表示(歌詞は事前に入力する必要あり)
- LadioCast
抜いた物
動画編集はFCPXでやろうという決意のためw シーンの切り貼りだけならiMovieでも十分なんですけどね
Officeソフトは長い物(MS)に巻かれるため。
こいつは使った試しがないので…。
そのほか
ここからガチで私個人のメモですw
BIGLOBE WiFi
BIGLOBE SIMの特典に、公衆無線LAN使い放題があるので設定します。最初にMACアドレスの登録をした後に、macOS用のプロファイルをダウンロード&インストールするだけ。 faq.support.biglobe.ne.jp
現在(2020/6/4時点)だと以下のSSIDが利用可能。
- 0000Wi2
- Wi2_club
- Wi2
- Wi2_free
- wifi_square
- Wi2eap
確定申告の電子申告関連
※追記
青色申告している場合、2020年度分の確定申告から電子申告を行うと控除枠が10万円分増えるためやらない手はありません。
私は普段、クラウド会計ソフトのFreeeを利用しているので以下のページの流れにそって設定しました。 https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/115005956263-freee%E3%81%A7%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E%E3%81%AE%E9%9B%BB%E5%AD%90%E7%94%B3%E5%91%8A%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86-Mac-support.freee.co.jp
マイナンバーカード用のICカードリーダーは以下を利用しています。
- e-Taxのサイトから利用登録
- 「利用者識別番号」「暗証番号」が発行されるのでメモ
- ICカードリーダーのドライバをDL&インストール
- 利用者クライアントソフトのDL&インストール
- Freee電子申告アプリのDL&インストール
- Freee電子申告アプリを起動して「利用者識別番号」とマイナンバーカードの「電子証明書」の紐付けを行う