小ネタです。 PFUのスキャナ「ScanSnap」を10年ほど愛用してまして、もう数百冊以上の書籍やら10年分のあらゆる書類や郵便物をスキャンしてます。めっちゃ便利!思い出や資料として取っておかない物はためらわずにデータ化した方が良いですね。部屋から本棚が3つくらい無くなりましたw
で、ちょっと前にmacOS側から操作するためのアプリがリニューアルして「ScanSnap Home」になったのですが、なんとこのアプリ終了することが出来ないんですよ。使い勝手自体は悪くないのですがバックグラウンドでずっと起動し続けるのが非常に気持ち悪い。しかもOSが起動すると勝手に立ち上がるのでインストールしたが最後、呪いにでもかかった気分ですw
がまん出来なくなってPFUへ問い合わせたところ、次の回答をいただきました。
誠に申し訳ございませんが、ScanSnap Homeで常駐プロセスを自動起動しないようにする設定や機能、操作等はございません。
あー、ですよねー。と思ったら
ScanSnap Homeの常駐プログラムを自動起動しないようにすることはできませんが、本メールに添付したスクリプトファイルを使用してScanSnap Homeの常駐プログラムを一括終了することは可能でございます。
なんやて! (゚д゚)
早速添付ファイルの中身を開いて確認すると単なるシェルスクリプトだったためメモ代わりにブログにも置いておきます。同じ現象で気持ちの悪い思いをされている方の参考になれば。
準備
以下のコードを「SSHomeClearTool」など適当なファイル名で保存します。
#!/bin/bash # # ScanSnapHomeの常駐プロセスを強制終了 # ps -ef | grep /Applications/ScanSnapHomeMain.app | grep -v grep | awk '{print $2}' | sed -e "s/^/kill -9 /g" | sh - ps -ef | grep /Library/Application\ Support/PFU/ScanSnap/Home/Sub | grep -v grep | awk '{print $2}' | sed -e "s/^/kill -9 /g" | sh -
Terminalを起動し先ほどのファイルが存在する場所へ移動します。デスクトップならcd /Users/katsube/Desktop
ですね。chmodコマンドでこのファイルを実行可能な状態にしたら、
$ cd (SSHomeClearToolを保存した場所) $ chmod 0755 SSHomeClearTool
すでにPATHが通っている/usr/local/bin
などにコピーすれば準備完了。
$ cp SSHomeClearTool /usr/local/bin
実行する
ScanSnap Homeを終了したくなったタイミングで、先ほどのファイルをTerminalから実行すればすべての常駐プロセスを終了してくれます。
$ SSHomeClearTool
実際に1年ほど強制終了させていますが、今の所は特に不具合などは出ていないようです。