「バロン」の肘パッドがラピュタのように崩壊したので交換した話

自宅では10年ほど前に購入したオカムラのオフィスチェア「バロン」を愛用しています。腰痛持ちなので椅子は良いものを使いたいと思い清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入を決意し、メジャーどころのオフィスチェアを試座しまくったら最終的にバロンにたどり着きました。やはり日本人には日本メーカーのイスが相性良いのでしょうか? ※画像はメーカーサイトより

ここ10年はほぼノーメンテ、たまに掃除をするくらいでなんの故障や不具合の一つも無かったのですが、つい2ヶ月前ほど前から何の前触れもなく肘パッドに亀裂が入ってきました。最初はひとまずビニールテープで補修してごまかしたのですが、時間が立つほどに崩壊が進んでいくわけです。

最終的に下の素材が見えるレベルになりました。ラピュタのラストシーンを彷彿とさせる崩壊っぷりにさすがにまずいと思い一念発起。交換を決意したというわけです。

誰ですか、滅びの呪文を唱えたのは。先生怒らないから手をあげなさいヽ(`Д´)ノプンプン

肘パッドを取り寄せる

同様の事態に見舞われていたこちらのサイトを参考にさせていただきました。

まずは何はともあれ新しいパーツが必要というわけで、オカムラの交換部品を公式に通販している以下のサイトで注文しました。 www.osas-shop.com

実際に注文したのは以下の2つ。左右ともに崩壊したので両方変えます。

ちなみに送料込みで税込6,226。……ヨドバシカメラあたりでお手頃価格のイスが買えるw (^q^)

たまたまタイミングが良かったのか、入金した当日に発送され次の日には届いてました。仕事が早い!この時の配送会社はクロネコヤマトでした。

取り付ける

では取り付けていきます。ちなみにマニュアルや説明書の類は無いのでネット上の情報を頼りに進める他ありません。本来このイスは企業用の製品のためこのような交換作業はオカムラのサービスマンが出向いてやるみたいですね。そもそも個人へのパーツの販売事態が特例なのかもしれません。

まず最初にマイナスドライバーを肘パッドと本体の間に差し込みグリグリしてやると隙間ができますので、そのまま力づくで剥がします。剥がした物は廃棄しますので遠慮はいりません。ガッ!とやってしまってください。

ラピュタの残骸と、10年分のホコリがw 掃除機で吸い上げて適当な布巾などでお掃除します。

あとは新品の方のパーツを上からはめ、「カチッ」と音がするまで抑えつけます。カチッとはまるツメが複数あるのでまんべんなく上から押して回ってください。

これを左右2セットやるだけ。作業時間にして15分くらいでしょうか。思ったより力もいらないしかんたんに終わりました。これであと10年は戦える(๑•̀ㅂ•́)و✧

交換終わって

早速座るといや、もう快適ですね! ここ2ヶ月くらいストレスだったので本当にさっぱりしましたw

ちなみに2013年に材質がリニューアルしたようでフワフワしたクッションみたいな質感になってました。前のはプラスチックを磨いたゴツゴツしたヤツだったので、別物感が強いですがこれはこれで悪くないですね。夏場は以前の方がさっぱりした質感で良かったんですけどね。

しかしこのバロンの崩壊っぷりが独特で、下の写真のようにキレイに割れたガラスみたいな感じの細かい破片になるんですね。これが部屋中に飛び散って地獄でしたw このページをご覧の方でヒビが入ったばかりでどうしようと思っている場合、すぐさま交換した方が良いです。この状態になるまであっという間なんですよ。

直射日光が当たっていたわけでもなく、人間の皮脂なのか単なる経年劣化なのか原因は謎ですけど、またしばらくはバロンと付き合っていけると思うと少しうれしいです。

参考ページ

オカムラ オフィスチェア バロン 固定ヘッドレスト 可動肘 座クッション レッド CP87DR-FGR9
オカムラ オフィスチェア バロン 固定ヘッドレスト 可動肘 座クッション レッド CP87DR-FGR9
【製品仕様】固定ヘッドレスト(エクストラハイバック)/可動肘(アジャストアーム)/グラデーションサポートメッシュ/カラー:レッド/フレーム:シルバー ブラックフレーム
【サイズ】幅63×奥56.5~61.5×高116~135cm シート高:42.2~52.2cm 座面奥行:40~45cm 肘高:56.3~76.3cm
【材質】背・脚:アルミダイキャスト/キャスター:Φ60ナイロン双輪キャスター

イタリアのインダストリアルデザインの名門「GIUGIARO DESIGN」とオカムラの共創から生まれたBaron。時代のニーズとセンスを表現するシンプルでシャープなデザインが特徴。

at 20.08.28