■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【 Webプログラミング Code Sample 】 Since2001/11/23 Code016: 読者の皆さんからのQ&A ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ Produced by ichikoro.com ▼毎週月曜日配信です。 ▼等幅フォントでご覧いただくとキレイに見えます。 ▼登録・解除はこちらから可能です。 < http://www.ichikoro.com/webp/ > ※バックナンバーへのリンクもあります。 ※お友達にもぜひお勧めください(^^)/ ─【Contents】─────────────────────────────── 01.Q&A ..................... BorlandC++のインストールが上手くいきません 02.Q&A ..................... warningの発音は? 03.From Editor .............. 編集後記 こんにちは、編集者の勝部です。 今回は皆さんから、ちょくちょく寄せられる疑問について、お答えしたいと 思います。他にも分からないところや何でだろう、ということがあったら、 お気軽にお寄せください。 お問い合わせ先:mm-webp@ichikoro.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 01.Q&A 「BorlandC++のインストールが上手くいきません」 ────────────────────────────────────── Q.BorlandC++のインストールが上手くいきません。 A.現象により、いくつかの原因が考えられます --------------------------------------------------------------------- ★「コマンドまたはファイル名が正しくありません」という メッセージが出てしまう場合(解決法その1) --------------------------------------------------------------------- 何かしらのコマンドを入力すると、DOSはそのコマンドがどこにあるか 探しに行きます。その探しに行く先をPATHで指定するのですが、その中 に“C:\borland\bcc55\Bin”が含まれていないため、このようなメッセ ージが表示されます。 まずはDOS窓でPATHというコマンドを実行してください。 C:\>PATH PATH=C:\Perl\bin;C:\PROGRA~1\THINKPAD\UTILIT~1;C:\PROGRA~1\THINKPAD\UTILIT~1;C:\ WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMAND;C:\jdk1.3.1_01\bin;C:\borland\bcc55\Bin ここで、C:\borland\bcc55\Binが含まれているか確認してください。含ま れていない場合、内容が違っている場合は、もう一度autoexec.batを加工 してください。 含まれている場合は、インストール方法に問題があるかもしれません。 C:\borland\bcc55\Binの下に、bcc32.exeが存在するか確認してください。 なぜかない場合は、もう一度インストールし直してください。 ある場合は正直分かりません(^^; もう一度設定内容を確認してください。それでも分からない場合は、キレイさっ ぱりOSの再インストールをするか、他のコンパイラを使用などを検討してくださ い。 --------------------------------------------------------------------- ★「コマンドまたはファイル名が正しくありません」という メッセージが出てしまう場合(解決法その2) --------------------------------------------------------------------- 存在するんだけど出てしまう場合、何かが間違っていると思うのですが、 手っ取り早く下記の方法で回避することができます。 (1)都度フルパスで指定する。 DOSに探しに行かせるのではなく、場所を直接指定して実行します。 C:\WINDOWS\デスクトップ> \borland\bcc55\Bin\bcc32.exe hello.c (2)bcc32を実行する前に下記のコマンドを入力する。 DOS窓を立ち上げたときに、下記のコマンドを最初に実行します。 最初だけでOKです。 C:\>SET PATH=%PATH%;C:\borland\bcc55\Bin その後C:\borland\bcc55\Binが加わったかどうか確認します。 C:\>PATH (3)バッチファイルで代用する 何度も使うことを考えるとこれが一番楽だと思います。 bcc.batというファイル名で、中身が下記のものを用意します。 その後、C:\WINDOWSの下にコピーします(パスが通っていればどこで もいいです)。すると C:\>bcc hello.c とすることで、同じように実行できます。 ※ファイル名(bccの部分)は、既存のコマンドとかぶらなければ 何でもいいです。 ※インデントに使っているスペースは削除して使ってください。 @echo off REM #-----------------------------------------------------# REM # ■Borland C++ キックバッチ REM # Borland C++を引数付で起動する REM # REM # Author:M.Katsube(ichikoro.com) REM #-----------------------------------------------------# REM #-------------------------------------------# REM # (環境)変数設定 # REM #-------------------------------------------# REM #Borland C++ のインストール先の設定 SET BORLANDCPP_PATH=C:\borland\bcc55\bin\bcc32 REM #初期化(2回目以降の起動を考慮) SET ARGV= REM #-------------------------------------------# REM # 引数を一つの変数へ格納 # REM #-------------------------------------------# :START IF "%1"=="" GOTO END SET ARGV=%ARGV% %1 SHIFT GOTO START REM #-------------------------------------------# REM # 実行する # REM #-------------------------------------------# :END %BORLANDCPP_PATH% %ARGV% --------------------------------------------------------------------- ★「エラー E2194: ファイル 'hello.c' が見つからない」という メッセージが出てしまう場合 --------------------------------------------------------------------- インストールは正常に終了しているようです。 問題は、その後にあるようです。 本当にファイル名がhello.cになっているか確認してください? 全角、半角の確認と、拡張子のチェックをしてください。 hello.c.txt のようになっていないでしょうか? エクスプローラ(IEではない方)を起動し、 表示 → フォルダオプション の中にある 「登録されているファイルの拡張子は表示しない」 のチェックをはずしてください。 あわせて、設定ファイル(*.cfg)も確認してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 02.Q&A 「warningの発音は?」 ────────────────────────────────────── Q.“ワーニング”よりも“ウォーニング”の方が発音的に正しくないですか? A. どちらがより他の人に通じるか、という方が重要だと考えています。 --------------------------------------------------------------------- ★解説 --------------------------------------------------------------------- この手の議論は様々なところで行われているのを目にしますが、こと、日 本に置いては、どちらでもいいのではないかと私は思います。 「ウォーニング」の方が、発音に近いかもしれませんがこれを見てピンとくる 人は少ないのではないかと思います。というのも、英語訳の本を見ていてウォ ーニングと訳されている物をあまりみかけません。大抵ワーニングになってい ます。今わたしの手元にあるC言語辞典(ISBN4-7741-0432-9)もワーニングにな っていますね。K&Rの方がどうなっているか気になりますが、日本国内に置い ては、“ワーニング”が事実上の共通言語となっているのかもしれません。 (実際のところはデータがないので何ともいえませんが) ここら辺の話題は、以下のスレッドが参考になると思います。 [JavaHouse-Brewers:17102] Re: 「ワーニング」と読む人 http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/017102.html その中の [JavaHouse-Brewers:17079] Re:「ワーニング」と読む人 http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/017079.html から引用させていただきますが、 >訳す人、話す人は、少しでも多くの読み手や聞き手に >通じる、ピンとくるコトバを選ぶことになると思います。 >いくら原語に近い表現でも、受け手にとってわかりづらい >恐れがちょっとでもあれば、それをやめて「外来語」を >採るかもしれません。相手が多数だったり、いろんな分野の >人だったりすると、なおさらそうです。 というのがこのメルマガでの結論でもあると思います。 もっとも、何が正しいかという話になると、難しいところですが(^^; この手の宗教論争とも言うべきことは、これ意外にもよく聞きます。 “関数(function)”の訳は間違っているとか、“正規表現(regular expression)”は誤解を生むだろうみたいな話だったり、もう少し身 近なところだと「ハッカー」じゃなくて「クラッカー」だろう!とか、 「ホームページ」じゃなくて「Webページ(サイト)」だろうみたいな やつです。 ですが、基本的には意思の疎通ができればどちらでもいいのです。 そもそも言語の目的は、記録とコミュニケーションですから、これらに こだわって、「俺が正しい」と言い合うようなことはあまり有意義とは いえないのではないでしょうか。 ただ、その中でも気をつけないといけないのは、いずれの場合も人を選 ばなければいけないということです。海外でのやり取りをする上では、 発音は重要だと思います。ちょっとしたことがコミュニケーションロス を生むわけですから。 また、ヒューレットパッカード(HP)社の従業員方に 「あそこのHP(ホームページ)最悪だよね」 というような事を言う人は、そうそういないと思います。 つまり言葉は、「何が正しいか」ではなく「誰に使うか」という事を 意識して使う必要があるということだと思います。 と書いておいて、自分は実行できていないんじゃないかなぁ。 胸が痛いですな(^^; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ というわけで、最近よくインストール系のメールをいただいていたので、まとめて みました。他にもBorlandのページに色々とトピックスがまとめられていますので、 興味のある方はのぞいてみてください。 ・Borland C++ Compiler 5.5 サポート情報 http://www.borland.co.jp/cppbuilder/freecompiler/devsupport.html 土曜日、いつも昼くらいまで寝ているのですが、起きた瞬間どーしてもピザが食べた くなり、速攻でピザ○ット電話しました。ありますよね、突然何かが食べたくなるのっ て。で、ちょっと遅いお昼にしようと食べていたのですが、見た目とは正反対に「.... .まずい」おかげで目がさめました(笑) そこで今日の夕食はリベンジがてらピ○ーラに注文。 おー!これだよ、これ、望んでいた「ピザ」は。いやーイメージ通りの味が 堪能できて幸せだでした。配達の兄ちゃんもやさしそうな人でしたし。 ただ、注文するときに 私:「マキトです。」 店:「マ?」 私:「マキトです」 店:「マントさんですか?」 私:「マ・キ・トです!」 店:「マットさん??」 私:「(ピキ)マ・キ・トです!!」 店:「あ、分かりました。マキトさんですね?」←実はよく聞き取れなかった というやりとりを繰り返した挙句伝票を見ると“マツト”となっているのを 除けば、もう大満足でしたよ、はぁやれやれ(^^; ではでは、次回は本編でお会いしましょう (^-^)/~~ ■Information 「Webプログラミングからのお知らせ」 【相互広告募集のお知らせ】 読者数を増やしたいメルマガ発行者さんを募集しています。お互いに一定期間(1〜 3回程度)広告を掲載し合いませんか?(無料) お問い合わせ: mm-webp@ichikoro.com 【コラム募集のお知らせ】 Webプログラミングでは、寄稿していただけるコラムやプログラムなどを募集して います。たくさんの読者の方にあなたをアピールする場にもなります。ぜひ有意義 な情報やご意見をお送りください。 お問い合わせ: mm-webp@ichikoro.com ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【 Webプログラミング Code Sample 】 発 行 : ichikoro.com 発行責任者 : 勝部 麻季人 < katsube@ichikoro.com > 発行部数 : 1666部(前回) Webサイト : < http://www.ichikoro.com/webp/ > お問い合わせ先 : < mm-webp@ichikoro.com > Powerd by まぐまぐ All Right Reserved, CopyRight(C) 2001 Webプログラミング Code Sample ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■