PlantUMLをRedmineから使う

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この記事は 2018年10月5日 に書かれたものです

今回はRedmineにPlantUMLを埋め込むことができるプラグインPlantUML Redmine pluginを導入してみたいと思います。

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インストール

PlantUML本体

まずはサーバ上でコマンドラインからPlantUMLが動作するよう設定します。詳しくは以下の記事に沿ってインストールを進めてください。コマンドのパスはあとで使うのでどこかにメモを。

PlantUML Redmine plugin

今回は次のプラグインを利用します。

まずはRedmineをインストールしたディレクトリ内にあるpluginsディレクトリまで移動します(パスは環境によって変わります)

$ cd ~/apps/redmine/htdocs/plugins

先ほどのGitHubのリポジトリをgit cloneし、ユーザーやグループを合わせてやります(ユーザーやグループは環境によって変わります)

$ git clone https://github.com/dkd/plantuml.git
$ sudo chown -R bitnami:daemon plantuml

最後にRedmineにプラグインをインストールする際にいつも打つコマンドを実行します。

$ bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

Apacheを再起動すればCLI上での作業は完了です。

$ sudo apache2ctl restart

Redmineにログインし、「管理」→「プラグイン」とたどり、PlantUML plugin for Redmineの行が表示されているか確認を行ってください。

コマンドをインストールしたパスを入力し「保存」ボタンを押せば設定は完了です。

動かしてみる

チケットやWikiなどで、以下のような記述方法をすることで、PlantUMLの画像を埋め込むことができます。

{{plantuml(png)
  Bob -> Alice : Hello
  Bob <- Alice : Nice to meet you
}}

チケットの説明文に埋め込んだ例

コメントにももちろん使えます。

当然Wikiにも。どちらかというとWikiに仕様まとめたりする使い方が多いですよね。

実際にサーバ上でJavaを起動して画像を生成しているため、通常よりもレスポンスが遅くなります。またたくさんの方が利用する(生成する)とサーバもそれなりに重くなりますのでくれぐれもご注意を。

検索してみる

PlantUMLを埋め込むメリットとして、Redmineの検索に引っかかるようになるのは中々大きいですね。チケットとWikiの両方を対象に検索してみたところ、想定通りヒットしてくれました。

ドキュメントをWikiなどで書いている場合、単純な画像だと検索で引っ掛けることができませんが、PlantUMLで書いておけばこのような恩恵に預かれるというわけです。

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