[JavaScript] 配列の値が条件を満たすか検証する – some(), every()

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この記事は 2021年3月28日 に書かれたものです

every()some()は配列内の要素をテストし、条件を満たしていれば最終的にtrue、満たしていなければfalseを返します。

/**
 * 偶数チェック
 */
const list = [1, 2, 3, 4, 5]
const check = value => ((value % 2) === 0)

// テストを行う
const check1 = list.every(check)  // すべて偶数か (AND)
const check2 = list.some(check)   // 一つでも偶数か (OR)

// 結果表示
console.log(check1)  // false
console.log(check2)  // true

every()はすべての要素が条件を満たしているかどうか、some()は一つでも満たしているかの違いになります。要はeveryがANDで、someがORですね。

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利用例

NGワードを含んでいるかチェック – some()

const list = [
  '吾輩は猫である',
  '名前はまだない',
  'どこで生れたかとんと見当がつかぬ'
]

if( list.some(value => value.match(/猫/)) ){
  console.log('NGワードあり')
}
else{
  console.log('NGワードなし')
}

入力の抜け漏れがないかチェック – every()

ざっくりとしたValdiationに応用してみます。

document.querySelectorAll()の戻り値をスプレッド構文で一般的な配列に変換し、取り出したHTMLを順番に処理していきます。

<form>
  <input type="text" id="name">
  <input type="text" id="birthday">
  <input type="text" id="address">
  <button id="btn">チェック</button>
</form>

<script>
document.querySelector('#btn').addEventListener('click', (e)=>{
  const list = [...document.querySelectorAll('input')]

  if( list.every(elem => elem.value !== '') ){
    alert('抜け漏れなし')
  }
  else{
    alert('抜け漏れあり')
  }

  e.preventDefault()
})
</script>

参考ページ

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