40分のプレゼン動画を見入ったのは久しぶり(大体途中で飽きる)ゲーム業界に興味がある方は最初10分のデータは必見。Wiiに興味がある方はその後の映像を。
http://coolsummer.typepad.com/kotori/2006/09/post_14.html
いや、すごいです任天堂。
昔「iモード事件」って本でiモードは技術面ではなく、何ができるのか、ソフト面を押し出した戦略で当たったと松永さんが書かれてましたが、これがまさに任天堂(ソフト)とソニー(ハード・技術)にまんま当てはまるのではないかと。
ソニーとの決定的な違いは、ライフスタイルの提案が、すごく現実的で、しかも楽しそうな光景が買う前から連想できる点。わくわくする。マツダっぽく言えばZoom Zoom的。
例えばケータイで撮った写真をテレビに映し出して家族で見る、その場で写真を加工して遊べる機能は友達同士でワイワイいいながら使えそう。
Operaが入っているため、Googleマップを家族でテレビを見ながらドライブコースを考えるなんてのも良いかも。
いかに生活にとけ込ませるか、岩田社長の言葉を借りるなら家族に敵視されないか、それが考えこまれ、使いやすくなじませてある点はこれまで発売されたハードの中でも1,2位を争う出来なんじゃないかな?
なんていうか、「未来的」なんですよね。 昔イメージしてた未来の機械ってこんな感じじゃない?というのが現れてきている気がする。
据え置き型ゲーム機でも、プレイステーションに王座を奪われて以来、久しぶりに任天堂が覇権を握る日も近そうな気が。
以下、メモ。
○DS
・DSはバイラルマーケティング。感動体験を他者と共有。
Wiiには応用できない。どうする?
○Wii旧ハードのソフトをダウンロード販売
・Wiiはロングテールモデル
・過去プラットフォームの統合(自社、他社ともに)
他社の埋もれた過去資産の利用(Win2)
○Wiiチャンネル
・ケータイ、デジカメの画像ビュー。
テレビに映すことの意味。大量表示がスムーズ。
その場で加工(モザイク、スタンプ、合成)
※家族、友達、恋人でワイワイ
・ニュース、天気
ゲームのグラフィック処理を駆使したダイナミックな表示。
地球儀をくるくるまわしてお天気を調べる、地球儀とニュースの連動。
※文字サイズの変更など演出が楽しげ。
日常利用はうっとうしい??
・ネット
家族みんなでテレビを見ながら、調べ物を行うことができる。
例えばGoogleマップで~。
・伝言板
ネットを通じて、他機との通信。
家族間、友達間で付箋が貼られる。写真も送れる。
ゲームのキャラからも伝言が来る(どうぶつの森)。
※ゲーム世界と、家族のコミュニケーションを同化。
一般家庭ではどういう印象を持たれるのだろう??
なんていうか、岩田社長ってネット的な考え方をする人みたいな気がする。ダウンロード販売ってケータイアプリっぽいなぁ。