Gitで一番最初にやる設定をよく忘れるのでちょっとメモしておきます。
git config
Gitの設定を行うにはgit config
コマンドを利用するか、設定ファイルを直接作成&編集します。
git config
コマンドを実行すると自動的に設定ファイルが作成されます。すでに設定ファイルが存在している場合には、指定した項目が上書き保存されます。設定ファイル自体も以下のようにini形式のファイルとなっており、編集自体もそれほど難しくありません。
$ cat ~/.gitconfig
[user]
name = Makito Katsube
email = katsubemakito@gmail.com
[color]
ui = true
また設定ファイルを設置する場所、またコマンドのオプションで影響範囲が変わりますので、複数人でチーム開発する際にはGitの設定をどうやって管理するかは事前に話し合っておく必要もあります。
影響範囲 | ファイル | コマンド |
---|---|---|
システム全体 | /etc/gitconfig | git config --system (設定内容) |
各ユーザー | ~/.gitconfig または ~/.config/git/config | git config --global (設定内容) |
リポジトリ | リポジトリの .git/config | git config --local (設定内容) ※カレントディレクトリが各リポジトリのワーキングディレクトリである必要があります |
同じ設定項目があった場合、リポジトリ内にある設定が最優先されます。
このページでは git config --global
を前提としてご紹介します。
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